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よく使う神経回路は太く強くなる

私たちの脳は、全部で1千億個もある神経細胞が複雑に絡み合ってできています。
よく使う能力に関する神経細胞はより強固に結びつき、強い神経回路を作っていきます。
と言ってもわかりにくいですね。

例えば、雪の降る道を想像してください。

人が通るとそこに足あとで道が出来ます。
最初に通る人はちょっと大変ですね。
もう一人通るともう少ししっかりした道になります。一人目の足あとを使って少し楽に進めます。
しかし、その後人が通らず、雪が降り続けたら、道はなくなってしまいます。

また人が一人通ります。道は雪で無くなってしまったので、わずかに残る足あとのへこみをたどりながら、やっぱりちょっと大変な足取りになります。
その後、一人、また一人と人が通り、道は少しずつ通りやすくなっていきます。
さらに人がたくさん通ると、どんどん道は太くなります。
元の道路が見えるくらいに太くなった道は、多少雪が降ったところで負けません。ある程度とけてくれますよね。
それでも、雪が降り続けたらやっぱり道はふさがっていきます。

これは神経回路に似ています。新しい体験、記憶により沢山の神経細胞(足あと)が連なり、神経回路が作られます。一人目の足あとによる道ができたところですね。
例えばこれが、新しい電気ポットを使う、ということだったとしましょう。
1人目の足あとは少し大変です。そう、取扱説明書で四苦八苦ですよね。

同じ体験、記憶をもう一度使うと、神経回路は少し強くなります。
新しい電気ポットをまた使うということです。初めてではないので最初よりは楽に使えます。多少取扱説明書の力を借りなければいけませんが、最初よりは随分スムーズです。
二人目の足あとがつき、道が少しだけ通りやすくなりました。ということです。

毎日使い続けると、使うことに関して非常に楽になり、取扱説明書は困ったとき以外必要なくなります。これが大勢の人が足あとを付けた道です。
こうなると多少雪が振り続けても大丈夫です。つまり、1か月くらいポットを使わなくても、多少思い出す時間があればすぐ使うことが出来ます。
反復により強い神経回路が作られたわけです。
それでも、雪が降り続ければ道はふさがってしまいます。10年使わなかった電気ポットをまた使おうとしても、すっかり忘れてしまっているでしょう。

脳の神経回路は使い続けることでより太く強いものとなり、使わなければふさがるのです。
脳の神経回路には常に雪が降り注いでいます。
この雪とは何でしょう。
そう、誰にでも平等に流れる「時間」です。

しかし、一度強固な神経回路を作ってしまえば、そうそうなかなか忘れるものでもないのです。

新しい経験により道を作ること、降り積もる雪にも負けないよう回路を強くすること、これが脳活、脳活性化、脳トレーニング等と言われるものというわけです。

脳は常に使うこと、これが何より大切です。



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