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記憶力は90歳になっても若者に負けない!?

若者と高齢者、どちらのほうが記憶力があると思いますか?
おそらく即答で「若者」と答えるでしょう。
しかしこれは正しくありません。


・若者が勝るのは「想起力」

高齢者より若者が有利なのが思い出す力である想起力です。
(記憶の分類について詳しくはこちら認知症の初期症状記銘・固定・保持・想起
思い出す力は若者のほうが優れている場合が多く、年とともに低下していきます。
しかしこれは鍛えることでどんどん強化できる能力です。

一方で、記憶する力である記銘力は年齢を重ねても衰えないことが実験で証明されています。
信じられないかもしれませんが、これは事実です。
たとえば、50個の言葉を覚えたあとで、少しだけ時間を置き、そのあとで「これは先ほど覚えた50個のワードにありましたか?」と聞いた場合、若者と高齢者、どちらも変わらぬ力を発揮します。
60代、70代であれば若者に勝利することも多々あります。このような、覚えているかを問う問題であれば、能力に差がないため、このような結果になるのです。
ただ、これが先ほどの50のワードをできるだけ多くここに書き出してください、という聞き方にすると、若者の圧勝になります。思い出す能力を問うことになるからです。


・なぜ、記銘力は高齢者が勝利できるのか

若者が高齢者に絶対に及ばないもの、それは「経験値」です。
25年の人生と、70年の人生なら、それだけ経験の差が生まれます。
記憶するとき、我々は意識せずとも今までの記憶と紐づけて覚えます。今までの記憶は人生の経験によって積み上げられたものですから、当然紐づけできる要素が高齢者のほうが多いのです。

たとえば、「僕の姪っ子がねぇ〜ピアノを習ているんだ」と聞いたとき、もしあなたが15歳の中学生なら、姪っ子・・・?えーと、ボクのパパの・・・兄弟の・・・???どんな関係だっけ?となるかもしれません。しかし、80歳の人なら、「あー、ワタシで例えるならアイちゃんのことさねー」とすんなりと理解できるのですっと記憶できます。

ただ、実際に先ほどの50個のワードを記憶し、覚えているかどうかを問う(このワードはありましたか?と聞く)テストを行うと、実は若者のほうが勝ってしまうかも知れません。
高齢者の方は、自分が若者に勝てるわけがない、と考え、苦手意識を持っているからです。
苦手意識を持っているとなかなかうまくいかないものですからね。

高齢になっても、記憶力は衰えない!と自信をもって生活することが記憶力向上といつでも発揮できる高い記憶力を助けます。



関連リンク

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