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年齢とともに衰える記憶とそうでない記憶

記憶には種類や役割、長さなどでいろいろな種類に分けられます。
認知症の初期症状記憶とは 記憶の種類
その中には、高齢になると衰える記憶と、高齢になってもなかなか衰えない記憶が存在します。


・短期記憶と長期記憶の衰え方
認知症の初期症状短期記憶と長期記憶
記憶を長さで分類したとき、どちらのほうが失われやすいでしょうか。
高齢の方を想像したとき、「昔はね〜」等と昔ばなしに花を咲かせる姿が想像できます。また、「最近、もの覚えが悪くてね。」という高齢者も多いと思います。
新しく記憶するための短期記憶のほうが衰えているということでしょうか。
実は新しく記憶すること自体は問題なくできるという実験結果が出ていますが、ワーキングメモリー(脳の作業領域)はどうしても衰える為、覚えたはずの記憶を脳内に一時保管しながら作業することが苦手になります。一度に覚えて活用できる記憶の数も減るため、記憶ができなくなったと感じるのでしょう。

・役割から見る記憶の衰え方
認知症の初期症状記銘・固定・保持・想起
記銘(覚えること)、固定(覚えこむこと、忘れない記憶にすること)、保持(記憶を保つこと)、想起(思い出すこと)のうち、最も低下してしまう能力は「想起」です。記銘力が衰えると考えられていましたが、実験により、記銘できていても、想起ができていないことがわかりました。

例えば、5つの物(例:ハサミ、帽子、写真集、ティーカップ、みかん)を見せてから隠します。その後少しだけ時間を空けて、ここに何がありましたか、と聞きます。
すると、答えられる確率は年齢とともに下がっていきます。
しかし、答えられなかった高齢者も、答えを見ると、「あーそうだった!」と思い出すことができます。つまり、記銘はできているにもかかわらず想起できなかったということになります。
この問題が、「先ほど見た5つをこの中から選んでください。」という聞き方だったら、想起が助けられるので皆答えられたでしょう。
記銘に関しては、実験で東大生に高齢者が勝つなど、衰えを感じさせません。

・種類記憶の衰え方
認知症の初期症状エピソード記憶と意味記憶
こちらについては、子ども以外は圧倒的にエピソード記憶の方が優れている為、高齢になっても変わらずエピソード記憶のほうが優位です。
子どもの頃は得意だった丸暗記が、大学受験の頃にはできなくなっていくのは、子供の脳は意味記憶が得意にできているから、です。




関連リンク

認知症予防と脳活性化記憶とは 記憶の種類
認知症予防と脳活性化短期記憶と長期記憶
認知症予防と脳活性化記銘・固定・保持・想起
認知症予防と脳活性化ワーキングメモリーについて

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